金乃台カントリークラブ

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コース改修|Renovation

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●クラブハウス・コース改修のスケジュール

49日間の改修工事について

この度、金乃台カントリークラブは1/11〜2/28の49日間、営業を休業し、コース及びクラブハウスの改修工事を集中的に行わせていただきます。
会員の皆様には、ご迷惑をお掛けしますが、新しい金乃台カントリークラブにご期待ください。

コースは、「若返り」をテーマにリノベーション致します。
コース設計は、名匠井上誠一氏の最後の弟子であるコース設計家の嶋村唯史先生です。
現状のホールデザインを見直し、より現代のプレーにマッチしたコースレイアウトへと再構築されます。
また、ナビ付き乗用ゴルフカートを導入、より快適なプレーを可能にいたします。
クラブハウスは、1Fを中心に、基調となる石貼と木質を生かし、新しい空間へと変貌を遂げます。
2022年3月1日のプレオープン、4月1日のグランドオープンに、ご期待ください。

Course Renovation

■金乃台カントリークラブ・コース改修について − 嶋村唯史
当ゴルフクラブは、開場(1964年)から57年を迎えます。時の経過が生み出す歴史と風格を感じさせる落ち着いたクラブハウスや緩やかな丘陵林間コースからは、メンバーそれぞれの思い入れが心地よく伝わってきます。
今回の計画はリノベーションを中心としたコース改修工事になりますが、実際にはリストレーションの要素も取り入れたリデザイン(再構築)を考えています。
ゴルフ場改修のテーマは「若返り」です。
コース改修は基本的にリストレーション(復元)・リノベーション(改修)・リビルディング(改造)の3つの考え方と手法に分けることができます。
今回、特にリストレーション(Restoration)の項目を取り入れたのには理由があります。改修の条件には、現状のルーティング及びグリーン形状の維持が含まれており、それらの復元(プラッシュアップ)作業に合わせ、新たなディテールデザイン(バンカー等)との調和を図る必要があるためです。
リストレーションという言葉には「若返り」の意味もありコース改修が続く限りの永遠のテーマでもあります。

コース設計のコンセプト
現状のホールデザイン(グリーンへの攻略ルート)の検証を行います。
具体的にはティー、I.P.(INTERSECTION POINT)、グリーンの相関性を確認することと、新たなプラン導入のため、ホールの骨格の構成の見直しです。まず、I.P.(250ヤードと位置)の確定・共通化を図ります。I.P.とは多くのゴルファーの第一打の想定落下地点という前提は変わりませんが、重要なのはコース全体のスケールを決める設計基準点でもあることです。次に、このI.P.を中心としたすべてのハザードの見直しを考えます。距離バランス、バンカーの配置、グリーン(花道)との整合性を含めた全ての見直しを行います。
これらの作業は結果的にコース全体に流れ(ストーリー)を生み出すことになり、同時にコース全体の特徴になっていきます。難易度は基本的に現状を維持すべく考えていますが、プレーの対応スキルは変わってきます。例えば、アプローチショットの多様性などです。
ティーは、それぞれの役割(Back・Regular・Gold・Red)を明確にして、位置変更も含めそれぞれにビュー変化を持たせ、全体的な画一性を図ります。
現状の2グリーンには、それぞれに独立性を持たせます。具体的にはハザードによるグリーンのセパレート化、フェアウエイルートからのシングルグリーンの視覚化です。あわせてエプロン(花道)を含めたコンプレックスなデザインの修復・修景を行います。
ゴルフコースのイメージチェンジ(若返り)を図る事でさらなるコースのグレードアップを目指します。


Profile
嶋村唯史(しまむらただし)
昭和24年(1949) 東京に生まれる。
昭和47年(1972) 西武建設土木部に入社。
昭和49年(1974) グループ内にゴルフプロジェクト(設計及び指導をR.T.ジョーンズ氏と井上誠一氏に依頼)発足にともない、井上氏の専用助手としてゴルフの仕事に携わることとなる(24歳)。同年西武ゴルフ(株)に出向。
昭和56年(1981)大原御宿GC工事中に井上氏が亡くなるまで8年間、井上氏の自宅(練馬武蔵関)近くに仕事場を構え、氏から直接コース設計の考え方から図面の書き方まで公私ともに薫陶を受ける。その間、瀬田GC(北)、と大原御宿GCのコース設計指導を受けつつ同時に函館大沼プリンスゴルフ、竜王ゴルフコース、箱根くらかけ(改造)ゴルフ場等の計画及び工事・管理にタッチする。
平成3年(1991) ゴルフ設計室室長となり、いままで11箇所のコース設計を担当し現在に至る。
■現在までの設計担当コース
タラオカントリークラブ(東) (滋賀県)
伊勢高原カントリークラブ  (三重県)
瀬板の森北九州ゴルフコース (福岡県)
むらさき野カントリークラブ (岐阜県)
山形県民ゴルフ場      (山形県)
オールドレイクゴルフ倶楽部 (愛知県)
岩手沼宮内カントリークラブ (岩手県)
鳴沢ゴルフ倶楽部      (山梨県)
ワールドレイクゴルフ倶楽部 (岐阜県)
ルーセントカントリークラブ (新潟県)

Club House Renovation

クラブハウスの一部を、リノベーションします。
1Fを中心とした改修工事は、エントランス、フロント周辺、ショップ、ロッカールーム、トイレが工事範囲となります。
エントランスとフロントは、石調と木質で調和を図り、新しいクラブハウスの「顔」として変貌します。
ショップは、楽しくショッピングをしていただけるようエリアを拡張します。
ロッカールームとトイレは、明るく清潔感のある空間へリノベーション致します。

Introduced Golf Carts

乗用ゴルフカートの導入により、さらに快適なプレーをお楽しみいただけます。
雨避けや日避けにもなり、カートバッグやドリンクの持ち込みもし易くなります。
全車にナビゲーションシステムを搭載し、グリーンまでの距離や前方の組との間隔を確認できるため、より快適かつ安全にプレーを愉しむことが可能です。